東藻琴温泉に立ち寄った後、いよいよ目的地の知床半島へ向かいました。折角なのでその途中に裏摩周湖方面に向かい神秘の美しさと評判の「神の子池」に立ち寄りました。
神の子池駐車スペースに入ったとたんにエスパスに虫が襲いかかってきました。窓は閉め切っているのに車に向かってくるのです。ほぼ同時に到着した他の車の人も外に出ようか迷っていました。神の子池まで10メートルほどなのに車から降りるのを躊躇ってしまうのです。意を決して虫除けスプレーをした後、車外へ出て神の子池まで走りました。虫除けスプレーを物ともしないあまりの虫の多さにゆっくり見ていることができませんでしたが、評判通りの美しさに感動しました。
この神の子池の前後も含めて、今回の北海道旅行では虫害につきまとわれました。横浜に帰ったとき、エスパスはフロントに虫の残骸が無数にこびりついていましたし、私の足も虫さされでボコボコになっていました。
オシンコシン滝で記念撮影(残念ながらエスパスは撮れず)の後、ウトロ中心部にある「ボンズホーム」という店に入って昼食を取りました。宿の夕食はオホーツク海鮮が盛りだくさんのはずなので、ここはジャガイモのチーズ焼きです。さすがの旨さに舌鼓を打ちました。
その後、ウトロ港から観光クルーザー船に乗って海側からの知床観光を楽しみましたが、次男が船の揺れとエンジン音を怖がってしまったので、折角のクルーザー船なのに船室にいることが多くなってしまいました。
宿に入る頃からポツリポツリと雨が落ちてきました。宿はインターネット調査でなかなか評判の良かった「季風クラブ知床」です。実はこの宿の予約がなかなか取れず、やっと取れたこの日に合わせて他のホテル予約や行程を調整したのです。あいにくの小雨の中6時にスタートした夕食は、新鮮な食材と創作料理でおいしかったです。食事中の6時40分頃、「夕日が見えますよ。」と声がかかりました。正に日が沈もうとしたその瞬間に雨が上がったのです。オホーツク海に沈む夕日を見ることができ、家族全員大満足でした。