トラブル編です・・・
熊野本宮までの往路「横浜-名古屋-伊勢」と快調に走り続けたエスパスですが、「伊勢-那智大社」間で入った「道の駅・熊野」でトラブルの兆候がありました。ちょっとトイレ休憩のつもりで立ち寄った道の駅だったので、エンジンを切り10分ほどで戻ると・・・あれっ?エンジンがかからない?・・・ディスプレイには見慣れないメッセージが表示されています。
「STEERING COLUMN LOCKED – TURN STEERING WHEEL」
メッセージ通りステアリングを回しても解除されずエンジンがかかりません。試行錯誤しているそばで、家族がスマホでネット検索すると似た症状がいくつか見つかりました。カードキーの電池かバッテリーが弱くなった可能性、最悪コンピュータ異常?・・・ということでした。
しかし、あらっ?不思議、どうした拍子か20分ほどの試行錯誤でエンジンがかかり、何事もなかったかのようにその後はエンジンオン・オフを行ったりカードキーを抜き差ししたりしても正常です。もちろんサービスランプ等も全く表示されませんでした。
多少の不安を感じながらも、ステアリングにぶつかったか何かでロックされたのかな?万一再発したら電池を交換してみようかという程度で、今回の旅行のメインである「熊野三山」へ向かいました。
この後翌日にかけて、那智-川湯-本宮-新宮-本宮と100キロ程度は走行し、何度もエンジンオン・オフを行いましたが、何事もなく前ブログのガラスショップ駐車場に停めました。
10分ほどで注文していたペンダントを受け取ってエスパスに乗り込むと・・・前日と同じメッセージが表示され、スタートボタンが反応しません。15分ほど試行錯誤し、隣にホームセンターがあることに気付き、カードキーのボタン電池を購入して交換・・・再度15分・・・やはりダメでした。
JAFも考えましたが、簡単に治らない可能性も頭を過ったので、任意保険会社の緊急ケアに連絡して地元のできればルノー車を扱える整備工場に入れることを考えました。しかし・・・昨年同様・・・この時期はどこもお盆休み・・・結局1時間待って、30キロ離れた新宮の整備工場のレッカーが来てくれました。(このとき来た方は、以前にエスパスを見たことがあると言っていました。)
レッカーで移動かと思ったら、ここで別の問題が発覚。ギアがパーキングに入ったままで、エンジンがかからないとギアチェンジができない。しかたがないので、熊野での状況やネットで情報収集したことを伝えて、さらに1時間近く試行錯誤を続けました。
その間にダメ元でかけた横浜のルノージャポンに電話がつながり、電気・コンピュータ系のトラブルの可能性が高いので、ルノーテスターのある工場で見てもらう必要があることと、手動でのギアチェンジの方法が分かりました。
いよいよ諦めてギア強制チェンジを行ってレッカーへ乗せようかと考えたそのとき、なんとエンジンがかかりました。偶然、サイドブレーキを弄っていてエラー表示が出たら、エンジンがかかったということです。ただ、次にエンジンを切った後、同じ症状が出ることも考えられます。エンジンをかけたままレッカーに乗せ、整備工場でエンジンを切って、テスターなしでできる点検を行うことになりました。