廃車列伝3:エグザンティアSX

投稿者:

まずはエグザンティアを選んだ理由から。
-----------------
結婚を間近に控え、それまでのかっとび2ドア車の車検も迫ってきた頃、落ち着いたファミリーユースの車への乗り換えを検討しました。ただし、ハッチバックとサンルーフが付いたスポーティー(ファッショナブル)な車がいいという要求は変わらないため4ドアセダンやステーションワゴンは嫌でした。そこで目を付けたのが5ドアセダン型の車でした。日本車では、三菱・ギャランスポーツ/マツダ・ランティス/日産・プリメーラに5ドア車はありましたが、スタイリングが気に入りませんでした。そこで輸入車に目を向けて、目にとまったのがフランス車5ドアのシトロエン・エグザンティアとルノー・ラグナでした。両車とも実車を一目見たときに戦慄が走りました。これこそ求めていた車だったのです。第1印象は、よりスポーティーなラグナの方が良かったのですが、両車試乗した結果、乗り心地の良かったハイドロニューマティックのエグザンティアにしました。ちょっとエンジンパワーが足りないのが不満(それまでの車が200馬力ありましたから)でしたが、乗り心地やスタイリングなど補って余りあるのでとても満足のいく選択でした。

(5人乗りから7人乗りへの変更を迫られ、ミニバン&SUVを選んでいる現在、ほとんど同じ経緯で選択が進んでいることに、今になって気付きました。)
-----------------

お気に入りのエグザンティアでしたので、自分としては初めて3年目の車検を通してロングランに向い始めていました。しかし、その日はやってきました。自宅近くの交差点で右折信号待ちをしていたところ、前方不注意のワゴン車に後方から追突されてしまいました。100%相手側保険での保証となりましたが、ハッチバックやバンパーなどの損傷がひどく、修理費と車両査定価格がほぼ同等ということになりました。修理は可能でしたが、事故車になってしまうこともあり、結局全損扱いで廃車とする決心をしました。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です