フランス車がだめなら、まず候補として浮上してきたのは、ジジババに絶対的ステータスを持っているメルセデスベンツ。しかし、知る限りではベンツの7人乗りは巨大だったような・・・Vianoは全高1930㎜で残念ながら却下となりました。(私自身はベンツは余り好きではないのでよかったです。)
BMWはX5でも5人乗りなので対象車はありません。アウディも対象車がありません。オペルは、ザフィーラがラインアップから外れたため、やはり対象車はありません。(ザフィーラはスバルからトラヴィックの名前でまだ販売されているようです。)
最後にフォルクスワーゲンですが、ここには7人乗りのファミリーカーがあります。ゴルフ・トゥーランです。2000ccなのでちょっと物足りないのですが、気になる存在なので、実車を見てきました。やっぱり常時7人は無理そうでした。営業マンが「シートを簡単に着脱できますよ」と言ってはずしたのはいいが、着けられなくなって他の人にやってもらっていました。これは試乗するまでもなく却下となりました。隣にあったトゥアレグが7人乗りだったらな~と思いました。
イタリアに目を向けると、唯一該当しそうな車が、フィアットのムルティプラです。2列シートながら6人乗りで全高も1680㎜しかないので車高条件はクリアしています。しかし、エンジンは1600ccしかなく、どちらかというとコンパクトカーなので、現在乗っているC5級の車格装備という点で却下となりました。(他にランチア・フェドラとフィアット・ウリッセがありますが、これはシトロエンC8とプジョー807と同じはずなので候補から外します。)
実はヨーロッバ勢力の中で最も気になっているのはスウェーデンです。サーブの9-3/9-5はエグザンティアからC5に乗り換えるときにちょっと気になる存在でした。でもサーブには7人乗りはありません。今回、気になる存在は、ボルボのXCシリーズです。XC90は、車高1780㎜ですのでギリギリですが条件を満たします。価格はちょっと高いのですが、それに見合う性能/装備/ステータスを持ち合わせています。SUV有力候補の一台としてピックアップを決めました。